北茨城市でタイムトラベル!童話の父・野口雨情の世界の跡地を巡る

旅のしおり

茨城県の観光グルメを発信している、しおりです!
今回は数多くの童話を作詞した野口雨情の記念館を紹介します♪

北茨城市の穏やかな海岸線と豊かな自然は、ただの観光地としてだけではなく、日本の童謡詩人・野口雨情の生涯と作品を深く感じることができる場所です。北茨城市で生まれ、多くの名作を世に送り出した野口雨情の足跡を辿ることができます。「野口雨情記念館」の展示から生家の歴史的な風情まで、実際に行った感想をもとに紹介します♪

1. 童謡詩人・野口雨情とは

野口雨情

野口雨情は、日本の童謡詩人として広く知られています。彼の作品は、大正時代から昭和初期にかけて多くの人々に愛されました。彼の生涯は波乱万丈で、裕福な家庭に生まれながらも学校を中退、家業の不振や、北海道の流浪、詩作不遇の時代を経て、華やかな舞台での活躍を果たしました。

2. 大正時代から昭和へ、時代を彩った作品たち

野口雨情の作品は、「赤い靴」「十五夜お月さん」など、今もなお親しまれています。野口雨情の詩は、時代を超えて多くの人々に愛されています。彼の信念は、「作者の名は残らなくてもよい、作った詩歌が、世の人々に永く愛され唄われれば、それで本望です」というものでした。彼は生涯で二千数百の作詞を行い、その多くが今もなお歌い継がれています。

3. 野口雨情記念館とは

野口雨情記念館

野口雨情記念館では、彼の原稿、手紙、著作、美しい挿絵とともに掲載された雑誌などが展示されており、野口雨情の足跡をたどる展示が充実しています!彼の童謡に込めた思いを感じることができる記念館です。また、全国各地を巡って創作した新民謡も展示されており、地元の誇りである名所旧跡を唄いあげています。

施設前のロータリー中央にある野口雨情像に近づくと、「シャボン玉」のメロディーが流れ、シャボン玉が飛び出してきます。思わず童心に返って遊んでしまいました!笑

2階からみられる磯原海岸

2階からは磯原海岸を一望することができますよ♪

3-1. 野口雨情の生家とは

磯原海岸の近くに位置する生家は、県指定文化財です。140年以上の歴史を持つ生家は、雨情の生い立ちを知ることができます。この家は明治3年(1870年)に建てられ、磯原御殿と呼ばれるこの家は、水戸徳川家藩主の休息所としても使用されるほど、水戸徳川家との縁が深い名家でした。

3-2. 野口雨情を感じる周辺スポット

北茨城市には、野口雨情の歌碑が立つ磯原海岸や、平潟港をモデルにした「波浮の港」など、野口雨情に関連する多くのスポットがあります。これらの場所を訪れることで、彼の作品が生まれた背景や、彼が愛した風景を実際に目にすることができます。野口雨情ゆかりの宿泊施設も点在しているため、彼の作品に触れながら、地域の魅力を存分に味わうことができますよ♪これらの施設では、野口雨情の詩歌にちなんだイベントや展示が行われていることもあり、野口雨情を深く知ることができます。

4. アクセス、基本情報について

施設名北茨城市歴史民俗資料館・野口雨情記念館
住所茨城県北茨城市磯原町磯原130-1
電話番号0293−43−4160
営業時間9時〜16時30分
定休日月曜日
公式HPhttp://www.ujokinenkan.jp
地図

5. 野口雨情の世界観

1階の様子

小学生の頃から音楽の授業で馴染みのある野口雨情は、北茨城市から活躍されていたのですね。野口雨情記念館の訪問を通じて、作品だけでなく、彼の生涯や背景にも深く触れることができました!「作者の名は残らなくてもよい、作った詩歌が、世の人々に永く愛され唄われれば、それで本望です」とずっと変わらなかった彼の信念が、純粋に詩を書き歌を作ることが好きだったのだと感じさせます。野口雨情の記念館、生家、作品のモデルとなった場所が北茨城市にあるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね♪

旅のしおり

私が実際に行った日の様子をインスタグラムでも公開しています。フォローやいいねもお待ちしています♪

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