11月13日、日立市内に住む男性(59歳)の携帯電話に市役所職員を名乗る男から電話があり、被害金額合計約130万円をだまし取られるニセ電話詐欺(還付金詐欺)の発生がありました。
事案の概要は
男性の携帯電話に市役所職員を名乗る男から電話があり、「還付金があります、以前に用紙を郵送していますが手続きがされていません。後で銀行から連絡があります。」と言われました。
その後、銀行職員を名乗る男から電話があり、「還付金は銀行へ行ってもらえれば返金できますが、窓口では時間がかかるのでコンビニのATMでも手続きができます。」と言われ、男性はコンビニへ行き銀行職員を名乗る男と通話しながらATMで自分の銀行口座を使い入金の操作をしましたが、男から「手続きが失敗しました、場所を変えてください。」と言われ、男性は別のコンビニへ行き再度ATMで入金の操作をすると、男から「出てきた明細は捨ててください、明日お金は振り込まれます。」と言われました。
後日、男性は還付金の手続きに使用した3つの銀行口座を確認したところ、合計約130万円が見知らぬ銀行口座に送金されていることを知り被害に気付きました。
「ATMで還付手続きをする」などと言われたら全て『詐欺』です。
犯人グループは言葉巧みにだまそうとするので電話に出てしまうとだまされてしまいます。
それを防ぐため
見知らぬ電話番号からの電話は出ないこと
電話でのお金の話は『詐欺』を疑い1人で行動せずに親族又は警察に相談すること
をお願いします。
日立警察署